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ゆるい運動と激しい運動、どちらが不安にとって効くか。という研究

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運動をすると不安が解消されるというのは脳科学業界では当然となっています。

しかし運動といっても様々で、ゆるい運動もあれば激しい運動もあります。

では「不安」という観点から視て、どちらがより効果が期待できるの?という研究がありましたので、紹介します。

 

不安解消の運動は最大心拍数60~90%が最適

サザンミシシッピ大学のファルクス博士が調べた研究で、不安障害を持つ運動不足の54人を2グループにわけ、二週間の間に20分間の運動を6回させたそう。

  • 片方のグループには最大心拍数60~90%のランニングマシンを走らせる。
  • もう片方のグループには最大心拍数50%のランニングマシンを走らせる。

どちらのグループも不安に感じる度合いが減ったらしいですが、前者の方が早く、かつ大きな効果が出たのだそう。

激しい運動をしたグループは2回目あたりから効果が出たらしく、即効性がかなり高いことがわかりますな。

 

www.tanzen.xyz

 

 

 

この実験のカラクリはGABAに理由があった

なぜ運動をすると不安が解消されやすいのかというと、ドーパミンやセロトニンなどの脳内神経伝達物質が分泌されるからである。ということからさらに踏み込みまして、

運動にはGABAの分泌も引き起こす効果があります。

脳は不安を感じると瞬時に細胞たちに司令を送りますが、(身体が震える、心臓がドキドキするなど)これを止める働きがGABAにはあります。

これが分泌されるから不安が解消される!という単純な回答は100%できないですが、様々な物質が分泌されるおかげで不安に立ち向かえる姿勢が身体で出来上がる!ってことを覚えておけば運動するときのモチベーションになるかもしれないですねー。

 

 

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まとめ

  • 不安により効くのは最大心拍数60~90程度の激しい運動。
  • 20分間ランニングマシンで激しい運動をしたところ、2日目で効果がでた。
  • 理由は様々あるが、GABAが脳の不安経路を断ち切ってくれるからである。