知識提供してみた!

読書で得た知識をみなさんに提供するブログです!ジャンルは脳科学、心理学から恋愛、運動多数。エビデンスを元に書いています。

不安とかうつは運動で緩和するという研究結果

f:id:steceo41:20180321131608j:plain

 

日本の自殺者って毎年3万人と言われていますが、それは遺言書があった人の数で実際には18万人にも及ぶのだそう。

そこで、運動が不安やうつにかなり有効に働くという研究があったので誰かの行動するきっかけになればと思い書きました。

 

不安とかうつは気合いでは解決しない

うつ病の原因は色々あってこうだからこう!とは一概に言えないのですが、全ての人に共通して言えるのは、うつ病またはうつ病の予兆が出ている時点で脳にはかなりの負担がかかっているということです。

なので気合いでどうこう解決するには建設的ではありません。

不安やうつを一時的に解消する抗うつ剤は有名ですが、それと同等またはそれ以上の効果を期待できるのが運動です

負のスパイラルに陥らないようにする為には運動がかなり効果的だということは多くの研究で明らかになっていて、実際に緩和されたという患者がたくさんいます。

 

92%の患者が感情の起伏を改善できた

*1アメリカの心理学者、ジェームズ・ブルーメンソールが行った実験で、156名のうつ病患者を3つのグループにわけ、抗うつ剤、運動、セラピーセッションをそれぞれ半年間行い、半年後、運動をした患者が3つの中で一番感情をうまくコントロールでき緩和されたそう。

さらにうつ病が再発されたのは全体の8%程度で、ほとんどの患者には兆候が見られなかった一方で抗うつ剤を使用したグループは38%の患者がうつ病を再発してしまったという結果になったのだと。

つまり薬よりも運動をした方が改善されるということが判明しました。

 

運動をすれば脳内神経伝達物質がたくさん出る

毎日20~30分のランニングをすると、脳内にドーパミンやノルアドレナリン、そしてセロトニン等が分泌されます。

これが人間のやる気とかモチベーションアップに繋がり、さらに運動を継続的に行うことによってたくさん分泌されるのだそう。抗うつ剤でもこのような神経伝達物質を作ることは可能ですが、副作用のデメリットと天然素材と考えたら運動した方が圧倒的に良いことが言えます。

 

運動はきつくても緩くても20~30分はやる必要がある

どうやらドーパミンとかノルアドレナリン・セロトニンは最低でも20~30分運動しないと効果が期待できないのだそう。特にうつ病の人とか不安症の人はこれをボーダーラインにするかさらに動くことも必要かも(個人差あり)

ランニングでも筋トレでも結局心拍数をあげなきゃ脳に血流がいかないので苦しくなっても止めてはいけないことも覚えときましょう。 

まとめ

  • うつ病患者にそれぞれ薬での治療、セラピー、運動の3つをそれぞれ分け半年間実施したところ、運動がもっとも改善された。
  • 運動をすることで心拍数をあげ、脳に血流が行き届きドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンが生成される。
  • これらは気分爆上げ&調整してくれる善神経物質である

 

運動に関してはジョンレイティ博士の本とか読むとさらに面白いことが書いているのでおすすめ。

 

脳を鍛えるには運動しかない!  最新科学でわかった脳細胞の増やし方

脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方

  • 作者: ジョン J.レイティ,エリックヘイガーマン,John J. Ratey,Eric Hagerman,野中香方子
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2009/03/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 31人 クリック: 757回
  • この商品を含むブログ (74件) を見る
 

 

実際に運動してみて変わったことも記事にしたのでこちらもよかったら。

 

www.tanzen.xyz

 

 

*1:BRAIN 一流の頭脳