以前に本を読むことの意味を書いた記事を出しましたが、最近さらに読むことのメリットを見つけたので(もちろん本を読んで)、咀嚼して書こうと思います。
そもそも私たちの思考には限界がある。
私たちが困難にぶち当たり乗り越えたい時、または目標を達成したい時に思いつく方法、提案は限られています。
しかも、それが質のいい案なのかも微妙です。
正直言って「解決策になるのか」というものまであります。
まして、本を読まない人はなおさらです。
そこで本の登場なわけです。
本には様々な経験を培ってきた偉人や成功者たちのノウハウ、方法が書かれています。
また、書籍化するのに6ヶ月は必要とされるので、適当な内容が書かれている本はほとんどありません。
もちろんいい加減なことを書いている本もありますが、筆者はいたって真面目に書いていると思います。
自分のキャパには限界があるから、本の力を借りて
より質のいい案を出して自分を成功へと導こう!というわけです。
全ての本が正しいわけではない。
これは本を読むことに疑念を感じる人の一番気にかけていることだと思います。
「本一冊で判断してはいけない。必ず同ジャンルを数冊読んで判断しなければいけない」と言及しています。
また一日4時間は読書の時間に費やすという佐藤優さんも、同ジャンルは奇数冊用意して判断することを勧めています。なぜなら、『これはいい、これはだめだ』という決断を多数決により決着がつくからだと言及しています。
私自身、アドラー心理学を学んだ際は3冊買いました。
2冊目以降は同じことが書かれているので退屈を覚えたのですが、
同じ単語が複数冊出てくる=重要なキーワード
だとわかるので、ぜひ習得したいジャンルがあったら複数冊よんでみることをおすすめします。
まとめ 「本を読むメリットとは」
・私たちの思考には限界がある。だから偉人たちの力を借りて思考の質を上げよう
・一冊で決断してはいけない。同ジャンルを必ず複数冊読んでから決断しよう
最後に、今回参考になった本を紹介しておきます。

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門
- 作者: 佐藤優
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2012/07/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 10人 クリック: 361回
- この商品を含むブログ (65件) を見る